専門用語では『操舵装置』というらしい。
ステアリングの感想は、船舶から、自転車、オートバイ、自動車から戦車まで陸上の車両まで広く使用されているということだ。
一般的に自動車の場合は、ステアリングを操作するために車輪(ホイール)状のマンマシンインタフェースが使用されている。
これはステアリング・ホイール(操舵装置用車輪)と呼ばれている。
これを回転させることによって、操舵装置にドライバーの意図を伝え、車輪の向きが変わるのだ。
そして、これに車両を前後させる駆動が加われば進行する向きが変わる。
ステアリング・ホイールはハンドルともよばれていて、一般的には円形または円形近い形状が多い。
それよりも前にはレバー式やバー式のステアリング操作器具が使われた。
レバーやバーはハンドル(バー・ハンドルなど)であり、この時点ではステアリング・レバーやステアリング・バーでありステアリング・ハンドルである。
通常、「ステアリング・ホイール」を短縮した「ステアリング」とハンドルが対比されることが多いが、ステアリングは操舵装置全体の名称であり本来はホイールとハンドルが対比される対象である。ここから現在に続くハンドルという言い方につながっており、決して日本だけの用語ではない。近代的なステアリング・ホイールを装備したのは1897年のパナール・ルヴァッソールが最初である。
ステアリング・ホイールをステアリングと省略して呼んでいる。
現在ではステアリングホイールの操作を軽くする為に、油圧または電動モーターで動きをサポートするものも多い。
多くの油圧サポートの場合、ステアリングポンプを使いステアリング操作をサポートしている。
大半のステアリングポンプは、車のエンジンをエンジンベルトにより利用し特殊油圧液(ステアリング液)をステアリングボックス又はステアリング駆動部分へと圧力として送り込む。
これがステアリングが軽くなる仕組みである。